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レビトラ以外のED治療薬:バイアグラとシアリス

2019年05月11日
悩んでいる男性

レビトラ以外の3大ED治療薬であるバイアグラとシアリスの作用も、レビトラ同様に勃起を阻害する酵素の過剰分泌を抑制し血行を促すといった作用は同じです。
これらは開発過程におけるコンセプトが異なることから、それぞれに特性があります。
したがって、その特性をしっかりと理解上で使い分けることが大切です。
バイアグラは言うまでもなく、ED治療薬の先駆的な存在であり、現在でも多くのリピーターが存在しています。
最近では、水なしでも舌の上で溶かして服用する舌下錠タイプや携帯に便利なフィルムタイプも販売されるなど、さらに便利さや効果を追求しており、新たな利用者を開拓しています。
バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、狭心症の治療薬として開発され臨床試験まで済ませていましたが、思うような効果が得られず製品化に至りませんでした。
ところが、ED治療に効果があることが判明し、世界初のED治療薬に開発されたという経緯があります。
バイアグラが多くのED患者に支持されたのには、紆余曲折ありました。
ED治療薬としては医学的な根拠に基づいて初めて開発されたものであり、実際に多くのED患者に改善効果が現れたことが今日まで高い人気を誇っている理由です。
しかしながら、バイアグラは胃に食物が残っている状態だと、十分に体内に吸収されず効果が半減しました。
空腹時に服用しなければならないといった煩わしさや、効果が現れるまで40分程度の時間を要すること、その効果が5時間程度しか持続しないことから、改善を求める声も少なくありませんでした。
そこでバイアグラをベースに速効性を求めて改良されたのがレビトラであり、持続時間を求めて改良されたのがシアリスです。
現在シアリスは、有効成分であるタダラフィルの含有量によって5mg、10mg、20mgの3種類が製品化されており、20mgだとその持続時間は36時間に及びます。
つまり、金曜日の夕方に服用すれば月曜日の朝まで効果が持続することになりますから、パートナーと週末をゆっくりと過ごしたいという人には最適なED治療薬となります。
長時間の効果を実現した要因は、タダラフィルの分子構造にあります。
タダラフィルがブロック状の分子構造であることから、レビトラのような速効性はないものの、ゆっくりと体に浸透することで、最高血中濃度を長時間持続することができます。
また、体内に浸透する速度が遅いことから、食事の影響をほとんど受けることがありません。
カロリーにすると800kcalまでであれば問題がないことが確認されています。
したがって、おにぎりであれば3個程度、サンドイッチやカレーライスといった軽食であれば、直後にシアリスを服用しても効果が半減されることはありません。
また、ゆっくりと体に馴染むことから、ED治療薬特有の「ほてり」「頭痛」「鼻づまり」「消化不良」といった症状が出にくいことも大きな特徴です。
このように、持続性に大きな特徴をもったシアリスですが、最も新しいED治療薬であるにも関わらず、2013年にはそのシェアは40%を超える勢いで伸ばしており、非常に人気のあるED治療薬です。